算数検定

18/02/20

算数検定・3

数字をきちんと書く習慣は大切です。小学生高学年や中学生になったとき,乱雑に書くために数字を間違って認識してしまうことがあります。この傾向は男の子によく見られます。「0と6」や「2と5」など書いた本人でさえ見間違ってしまうことがあります。算数検定では数字の書き方までは問われませんが,学ぶ段階でノートにしっかりと数字を記していけばそれだけでも意義があります。数字に親しんでいきながら学ぶことが出来て,ひとつの目標を達成することの喜びを幼い頃から感じられるのは大切なことです。検定試験の楽しみは「飛び級」があることです。小学4年生で5年生相当の7級を取得することが可能です。目標を一段高く持つことも,算数・数学への興味の持ち方が変わっていくことでしょう。

18/02/13

算数検定・2

算数検定12級では10までの数に関する問題や,同じ形を見つける問題があります。数字を覚えるというよりも,数の認識が問われます。例えばみかんの絵があり,その数と同じだけ○を書く問題とか,こどもが並んでいる絵を見ながら,前から5番目のひとに○を付けるなどです。中にはシーソーにクマと犬とウサギのぬいぐるみが載せてある問題があります。クマとウサギではクマが下でウサギが持ち上げられている状態の絵があります。もうひとつの絵は犬とウサギで,こちらはウサギが下になっています。それを見て,一番重い動物のぬいぐるみに○を付けるといった問題です。就学する前の子どもにも分かりやすく工夫がされています。算数検定12級では,数字という概念を持ち込まずに数を視覚的に考えさせるのがユニークです。数字という「文字」はもうひとつ上の級で出てきます。(つづく)

18/02/08

算数検定・1

漢字検定の認知度は高いと思います。漢検といった方が通りがいいでしょうか。正しくは「日本漢字能力検定」といい,10級から1級まであります。1級と2級には「準」があるので,全部で12段階があります。10級は小学一年生終了程度で,社会人としては2級もしくは準2級程度が欲しいところでしょう。級が上がると単に漢字の読み書きだけではなく,部首や四字熟語に関する知識が必要になります。
ところで算数・数学検定はご存じでしょうか?歴史的には漢字検定と同じ1992年から認定が開始されています。11級から始まり1級まであります。漢検同様,準1級と準2級があり,さらに11級よりも前に「ゴールドスター,シルバースター」という幼児向けの検定があるので,全部で15段階となります。12級から6級までが「算数検定」で5級以上が「数学検定」となります。11級が小学一年生程度で,12級は「かず・かたち検定」と呼ばれ,三角形や四角形の区別や10までの数を問う問題があります。(つづく)

皆既月食

18/02/03

皆既月食・2

昔から人びとは日々の移り変わりを太陽や月で,あるいは夜空に浮かぶ星を見て測りました。太陽の位置で一日の時間を知り,月の満ち欠けである一定の期間を知ることができました。地上にはない太陽と月の存在は,彼らの時代にはどんなふうに捉えられていたのでしょうか?
さて,eトレ・中学3年生の理科の問題の続きです。「菜の花や月は東に日は西に」とうたわれた月はどのような形の月か。お分かりになるでしょうか?月食が満月の時にしか起こらないのは,自分の真うしろから照らされたライトの影を見れば一目瞭然です。影はライト(太陽)と自分(地球)を結ぶ一直線上に出来ます。壁に出来た影の場所に月があります。それゆえ満月の時にしか月食が起こらないのです。月が東にあり日が西なら,その間にあるのが地球。すなわちこのときの月は満月が正解です。

18/02/01

皆既月食・1

昨晩から日付が変わる今日の深夜にかけて皆既月食が観測されました。天気が心配だったのですがどうにかもったようです。月が地球の影に入ったときに,赤銅色に色づいて見えました。夕焼けと同じで赤い光は遠くまで届く性質があります。今回の月食は「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と呼ばれました。スーパームーンは大きな満月を,ブルームーンはひと月の中で二度満月が見られることを意味します。
月の動きは中学3年生で学びます。月食がなぜ満月の時にしか起こらないかはご存じでしょうか?あるいは地球から見える月はいつも同じ面であるのはなぜでしょう。eトレのプリントでは「ア. 月は自転せずにいつも同じ面を地球に向けているから。イ. 月は地球を1回公転する間に,同じ向きに自転しているから。ウ. 月は地球を1回公転している間に,反対向きに1回自転しているから」などがあります。実際に2個のボールに印を付けて試してみるといいでしょう。(つづく)

推測する漢字

18/01/23

漢字の書き取りは小学生のうちから始まります。教科書の新出漢字を練習したり,漢字ドリルを使うことが多いでしょう。基本をきちんとするという観点からはそれが正しい勉強法です。けれども,ある程度漢字の知識が付いてきたのなら,少しは『遊び心』があってもいいでしょう。
eトレの小学5年生の漢字の問題です。矢印の順に読むと二字の熟語になります。□に入る共通した漢字は何でしょう?「無→□→語,伝→□←発」いかがですか?すぐに分かりましたか。(答は1/12のコラムにあります)単に漢字の書き取りや読みをするよりも,推測する楽しみが加わっただけでも漢字への興味が増してきます。

時計の読み方

18/01/12

時計の読み方・その3

大人にとっては難しくない時計の読み方ですが,ご自身がどのようにして時計を読めるようになったか,覚えているでしょうか?多くの大人は「いつの間にか読めるようになった」とか,「苦労して覚えた記憶はない」などと言うでしょう。では,何の苦労もなく読めるようになったのでしょうか。
こうした生活に関係してくることは,やはりたくさん読んで練習することが大事です。早い子供は幼稚園ですでに読めるようになる時計の針。「うちの子は遅れているのかしら」と心配も生じるでしょうが,習うよりも慣れろです。eトレでは正答率が合格の規定に達していない場合,もう一度同じような問題で反復練習します。最後にはその単元の理解度をチェックします。
二段階に分けて習得していけば,自然と時計の読み方は理解できていくのです。

1/23の答 『言』

18/01/06

時計の読み方・その2

私たちはふだん10進法を使って計算します。10進法の仕組みは知らなくても,計算は出来るのです。「28+94=122」といった具合です。繰り上がりのルールを覚えればいいのです。ところがそのルールを完全に打ち破ってしまうのが時計の読み方なのです。そして,さらに難解なのが数字が12までしかないのに,60ごとに繰り上がることがあるからです。
こうしたことを知った上で,時計の読み方に慣れていきます。もちろん難しすぎる理論は必要ありません。最初は大まかな「時」からはじめ,やがて「時・分」の読み方へと進みます。そうしていけば,60分が1時間に相当することも理解していくことでしょう。(つづく)

17/12/31

時計の読み方・その1

小学生の算数の中に「時計の読み方」があります。デジタル化が進む世の中にあって,時計は相変わらずアナログの12時間表示のものが多いです。デジタル時計よりもアナログ時計の方が直感的に時間を把握しやすい点も,未だにアナログ時計が廃れない一因なのでしょう。
さて,時計の読み方は大人なら誰にでも読むことができるでしょう。小学生も学年を経れば読めるようになります。けれどもその先の計算となるとどうでしょうか。たとえば「10時38分から48分後は何時何分ですか」とか「3時14分の1時間29分前は何時何分ですか」といった問題です。大人でも一瞬,考え込んでしまうかも知れません。時計の難しいところは記されている数字が「時」なのに「分」がそこに含まれるところにあります。(つづく)

繰り返し学習

17/12/27

反復練習は勉強する上で重要です。一度覚えただけでそれが習得できるかというと必ずしもそうではありません。はじめて覚えた九九の計算練習,県庁所在地の完全制覇,不定詞の使い方など,繰り返しの練習が必要です。
野球でも最初にキャッチボールをしたり,剣道では素振りをします。基本的な動作は勉強もスポーツも同じように必要なのです。その繰り返しは,間違えたときに同様の問題で練習するのが効果的です。あるいはまったく同じ問題を解き直すこともひとつの学習法です。

インプットとアウトプット

17/12/20

はじめて学ぶ単元の学習は,教わることからはじめます。たとえば分母の異なる分数どうしの足し算をするとき。通分が必要になります。通分したあとに分子どうしを足していくことにより,計算は完成します。いえ,その前に約分出来るかを確かめなければなりません。
このように,ひとつの計算過程の中にも「通分する」→「分子どうしを足す」→「約分できないか確認する」という手順が必要です。この手順を教わるのがインプットです。
次に計算手順が分かったら計算練習です。通分をする,分子を足す,約分できないか確認する。こうした一連の作業を繰り返すことによって計算が上達していきます。この練習がアウトプットです。